導入の背景 | 成長期だからこそ、各人の意識向上が重要 |
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導入の決め手 | 求めた4つの要件を満たしていた |
導入後の効果 | 社員のセキュリティ意識を「現実を知らせ、気づかせる」ことを通じて高める、その仕組みを確立する |
P-Pointerを使って社内の個人情報を検査するにあたり、最も期待したのは、「社員の意識づけ」、「気づき促進」の効果です。おかげさまでSansan株式会社は現在、急成長しており、これに伴い毎月10人ほどの新しい社員が入社しています。さて一般論で考えれば、「人が急激に増える成長期」とは、「何かしらのほころびが出やすい時期」でもあります。弊社は社員のセキュリティ意識を信頼していますが、それでも人間である以上、「うっかり」は、どうしても生じます。「つい個人情報ファイルをパソコンに残してしまった」、「まさかこれが個人情報とは思っていなかった。うっかり判断ミスをした」、こうした事態を未然に防ぐには、社員の意識をさらに高めなければならない。それには、どうすれば良いかというと、「現実を見せて、気づかせること」がやはり最も有効だと考えました。
Sansanは、「名刺という個人情報」をクラウド管理するサービスを提供しているからこそ、社内セキュリティ強化が重要だと考えます。社内セキュリティの確保においては、システムのほか、「人的な仕組み作り」、「社員ひとりひとりの意識向上」も重視しています。個人情報検出ソフトウエアに期待したのは、社員のパソコンの中に実際にどれほどの個人情報が眠っているのかという「事実」を社員に認識させることです。そして2015年より、導入ソフトウエアの選定を開始しました。
要件1.「市場シェア」
多くの企業、金融機関で幅広く導入されているシェアの高さ
要件2.「基礎性能の高さ」
個人情報を確実に検出し、改正個人情報保護法にも対応するなど基礎性能の高さ
要件3.「使いやすさ」
社員各自がマニュアル無しで、ストレスなく利用できる直感的 な操作性
要件4.「動作の速さ、軽さ」
操作する社員の業務を邪魔しない、動作の軽さと安定性
2016年に導入して以来、半期ごとに全社的な検査を実施しています。社員のセキュリティ意識を「現実を知らせ、気づかせる」ことを通じて高める、その仕組みを確立するという当初の企図は、P-Pointerの活用により十分、達成できたと考えます。
導入に先立って各種製品を比較検討した際に、P-Pointerは求める要件を最も満たしていたこと、特に「市場シェア、実績」の部分が他を圧倒していたことから選定しましたが、期待した効果は出ていると認識しています。
Sansanでは社内の個人情報管理を万全にするために、P-Pointerによる個人情報検査を定期的に行っています。検査の概要は次のとおりです。
企業の情報セキュリティを強化するには、システム投資と従業員の意識向上の両方が必要です。そして意識向上のために最も重要なのは、「社員が“自ら気づく”こと」であり、その気づきを誘発するにはやはり「現実を知らせる(見せる)」のが最も有効だと考えます。
※記載内容は、取材時(2018年3月)時点での情報です。
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